2005年 10月 09日
*10月13日:文末の注意書きを修正。 ちょっとこれ見てくださいよ。まぁ懸命な方々にはすでに知られているところだと思いますが。 左上にあるAが最初に2chにて公開されたFLASHの切り抜き。作者は「わた」。 その下、BはエイベックスがAの「わた」にかけあい、正式に公表した特典映像の切り抜きです。作者は当然「わた」。AAに関して、「このままだとまずいんでちょっと変えてくれるかな」みたいなことをエイベックスに言われたらしいです。 何がまずいのかはパンピーの私には全く持って理解不能なわけですがバヵじゃねーのですかと。 そしてCが「白いネコ」こと「のまネコ」です。 登録としては「米酒」なので、「のまネコ」の登録を取り下げてもこのキャラクターが取り下げられたことにはなりません。 追記:これらバッシングを受けたからかどうかは知りませんが、 株式会社ZENが正式に「米酒」の商標を取り下げたという発表がありました。読売記事より。 *しかしながらこれによると「取り下げられたのは米酒ではなくのまネコ」と 散々騒ぎ立てられたのにも関わらず、いまだ「のまネコ」という文字商標は申請中のようで、 のまネコ問題の視聴者からは「新しいのまネコ」を生産するつもりでは、という懸念の声も上がっています。 頭沸いてるんでしょうか。 しかも商品は売り続けます。エイベックスマジック。 少し注釈が長くなってしまいました。本題に戻らせて頂きますね。 エイベックス社はのまネコと動画内のキャラクター(画像A,B)はいずれも別のものだと発表しました。 こうして画像を比べてみると、Cの「のまネコ」とAの「AA(モナー)」およびBのネコが似てるかどうかという問題は、 見る人の主観によって左右されるものだとお判りいただけると思います。 つかのまネコってめっちゃキショい顔してますよね。 ↑おや?なぞの空白が・・・?? 話を進める上での混乱を避けるために、ひとまずこの画像Aが用いられた大元のFlashを「A」、 PVとして画像Bのような口元が用られ商品に収録されたものを「B」としましょうか。 さて、ここでこの先の検証を行うため、千歩万歩譲って エイベックスのこの発言にうそ偽りがなく、何も問題がない としてみましょう。 つまり映像特典Bのキャラは口元が変わっているからモナーではなくオリジナルで、 CののまネコはAAに(正しく)インスパイアされて作られたオリジナルキャラクターである、と。 はい、仮定できましたか? どうしても蕁麻疹が出てだめだという方は自分に暗示をかけてみましょう。 これは間違っていないと信じ込むのです。 コツは「改変したオリジナルってどういう日本語だ?小学生?」とか考えないことです。 仮定できましたか? ではでは、こちらの二枚目を見てみましょう。 こちらは日本のO-ZONE公式サイトのTOPPAGEで宣伝されていた際の画像です。 のまネコはBの映像を元に、アスキーアートにインスパイアされたオリジナルキャラクターです。恋のマイアヒFLASHのネコが思いのほか人気があったので、ぬいぐるみとして製作・販売するために作りました。といった趣旨の見解をエイベックスは述べています。 なぜBという、エイベックス社が言うところの オリジナル映像に出てくるネコとは違うネコ を新たに作る必要があったのか? 世界中どこを探しても、権利者が原作と違うキャラクターのグッズを原作とまとめて売り込むなんて珍事はそう多くはありません。 権利者は全く寸分たがわぬそれを売ることが出来ますし、より確実に多くの利益を上げるための最善の策と判っているからです。 例えばドラゴンボールのソンゴクウが人気だからといって、その玩具としてゴールデンボールのチョンゴクウという よく似てるような似てないようなキャラクターフィギュアを売ったらどうなるのか?そこにどんな意味があるのか? 状況に差異はあるでしょうけれども、製作側がこんなことを行う世の中がクリエイティブ? つっかっもーぉぜっゴールデンボーォルっ O-ZONE公式サイト、「恋のマイアヒ」一色のページでAAの画像をべたべた貼ったのですから、 「O-ZONEのCDに収録されていたキャラ」と購買層に誤解を与えてしまうに違いありません。 「このネコが人気あった(売れていた)から商品化した。」といった趣旨の見解はありましたが、 これは商品化した理由ですから、この場合の理由には成り得ないもの。いったいなぜなのでしょうか? と思いながら眺めてみると、「のまネコグッズ」と銘打ってある商品サンプル部に重大な問題が。 のまネコグッズとして宣伝画像に含まれている上、「のまネコ~」などとぬかしていやがりおはしますじゃありませんか。 分類もTOP > アーティスト > のまネコグッズ > 商品詳細と、見まごう事なきのまネコであることを裏打ちしています。 *アプロダよりTシャツ写真を利用させていただきました。 追記:これらバッシングを受けたからかどうかは知りませんが、すでにこのTシャツは商品ラインナップからはずされています。 ぬいぐるみは品切れでもラインナップにはあったので、どうやら「売り切れ」が理由ではなさそうですが・・・ そしてこちら。 キターはどうでもいいです。AAをふんだんに使っている売込み方法は最近はワリとよく見ます。 後に消されているものの、AAもメジャーになってきたなぁ程度で終わりです。 後ろの映像特典の切抜きまでAAじゃないですか。 なんと「恋のマイアヒ」の「特典オリジナル映像」の売り込みに使っている画像が ほぼすべて間違いなくAAです。 どのくらいの「ほぼすべて」か、と集計してみたところ、 のまネコ:5匹(扇子含む) 映像特典Bのネコ:1匹(ただしのまネコグッズとして描かれているTシャツのみ) 映像AのAAネコ(ただし口がきっちり映っているもの):9匹 AAそのもの:2つ という完全っぷり。のまネコ以外に絞ると9割9部9厘AAという状態。 さらにTシャツがラインナップから除外されたことを考慮すると、 のまネコ以外、映像から抜き出されたネコキャラは100パーセントAAになってしまいます。 これはどういうことなのか。なぜ映像特典Bのキャラクターは一切出てこないのか。 うーん。私も3Dゲーム等、制作期間中に、実際の素材が完成するまでサンプルや別のキャラクターを利用することはよくありますし、どこにいってもそれは常套手段ですが そも、そういったものはたとえ未完成であれ、公の場に出す前に実物と差し替えなければいけません。 長い動画であれば発表を遅らせなければいけないので現場はつらいものがありますが、 HPでの宣伝用静止画数枚を差し替えるのなんてほんの数分もあればUpLoadまで終わってしまいます。 一枚くらいならまだ未熟な社員がまちがえたということもありうるかもしれませんが、 「間違えた」という線で可能性を考えようにも、 とうてい無理な話だというのが下の画像で明らかになります。 そこに映し出されているPV動画の写真です。携帯で撮ったらしいので画質はお察しください。 こちらは口元が修正されていないものといるものが混在しています。 *撮影:K先輩。ありがとうございますた。 以上の情報から、先ほど立てた仮定がどうしても破綻してしまうことになります。 エイベックスはのまネコと映像特典Bを互いが違うものであると主張ていましたが、実際問題として同じもののように扱っていたのです。 また、公式Webサイトでは映像特典Bのことを映像Aの作者と話し合い独自に改変したオリジナル という形では売り込んでいなかったのです。 公式Webサイトにて映像特典Aをつけるとして売り込んでいたわけでして、 これを見て「AAや映像Aとは関係ない」というのはすでに虚言の類ではないでしょうか。 あるいは精神鑑定を受けることを義務付けられるレベルかもしれません。 この件につきましては本気でカウンセリングをお勧めいたします。 とまれこの大珍事に、重度ではないものの十分な2ちゃんねらーと言えるでしょう私でも騙されることになります。 一般人が見極めるなど、たとえNTであれ不可能でしょう。脱出ボタンを押せずにデータが消えると思われます。 *常軌を逸した頭の回転速度と動体視力を誇る人でもまぁ無理でしょうという意味。 わからない人は上の空白を反転させてみよう! さらに、画像にもちょろっと映ってますが、このころサンプルとして完成品の一部を公開されていました。 これも中身はAAのままでした。 かてて加えて「続きは本編で」といった、「AAアニメの続きが見られる」と購買層を余計混乱させ、誤解を招くような文も。「これはCDの恋のマイアヒに収録されています」といった文が書かれていたのを覚えています。 AAだった動画「A」の一部を改変してオリジナルと言い張るのもどうなんだと思うわけですが、 ともかくこの時この瞬間、O-ZONE公式サイトでは これはAAのアニメだよと発表し、宣伝していたのです。 *さきほどのクレーンゲーム店頭用PV画像から、現在もAAであると言って宣伝していると見て良いでしょう。 購買層を騙して類似品で金銭を得る。 これはたいへんな詐欺行為なのではないでしょうか? おまけに、完成した映像特典Bは歌詞が他人のパクりである可能性が非常に高いのではないかという話も多く上りました。リンク先参照。 問題になってからも問題を最大限まで否定する等暴挙に暇がありません。ぱっと思いつくだけでも アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)の書状を黙殺 とことんまで被害者面を装う 公式見解を一切プレスリリースに発表せず あくまでもオリジナルという主張 クリエイティブな活動だと豪語 これについて、ここしばらく私はずっと考えていました。 なにぶん頭の回転速度とデータの読み出し速度に致命的な格差があるため、 他のサイト様よりも大いに時間がかかりました。 仕事中。食事を摂りながら。お風呂の中で。ふとんに横になった時。 しかし、いつも答えはひとつでした。 成り立ちえぬ命題・・・ (中略) 知能を持ったサルよ、滅びるがいい! なんだかノア様にインスパイヤされてしまいましたが。No.R?うそスイッチ入れた?マジ? 司法書士や弁護士等の法律にお詳しい方々に是非お伺いしたいところですが、 これだけやって「法的に」問題がないのでしょうか? 私も知り合いに弁護士がいるので、なんとか無料で相談出来ないか聞いてみることにします。 と、発表しようと思っていた矢先、 番組見ましたが、差異はあれど、わた氏が作ったAA動画に手を入れたことなども取り上げられており 「似てるかどうか」で実際にAAになっている部分を引用したりと、 なかなかよくできていたんじゃないかと思いました。 また、直接的には言いませんでしたが、エイベックスを三段論法的に「知らないヤツが横取り」呼ばわりしたりと なかなか言外に面白いものを見ました。 問題の流れの説明で2ちゃんねるが正式に殺人予告したと勘違いさせかねない表現と、 併せて匿名性に留意する発言もありましたが、この二つはネット全体としてこういった問題がこれから増えていくのではないかと危惧するもので、 特に2ちゃんねるを攻撃しようという意思はぱっと見では見られませんでした。 あとはCDジャケ含め間違いなくAAじゃないかとかも突っ込んでくれるとよかったんですが。 でもアじゃなくてヤですよ おばちゃんのめがねも面白かったです。 ところでこの画像の左上にある人物っぽいのって、MSNやWindowsMessengerのアイコンにいんすp ここから下あとがきや取るに足らない追記、記事が汚くなりそうで分けてあるものなど。 さて、この件に関してビラ配り等もありましたが、エイベックスは「ビラに書いてあるのはのまネコではない」 などと述べております。 この点については、OFF運営側のやり方にまずいものを感じました。 やはり公式で用いている画像をそのまま載せた方が良いでしょう。朝日と同じく。 ですがこれも一般の方から「区別がつかなくて間違えた」と言われることになって来たら ある意味これほど効果的と言える布石もないかもしれませんね。 あとマスコミ関係が「警察に許可も取らずビラ配り」だの言ってますがいくら握らされたのでしょうね。 ビラ配りはみなさんご存知の通り許可を取ってあります。 マネックス・ビーンズCEOの松本氏は こりゃ剽窃だろ、という意見のようですね。 6日の追記:下記画像がアプロダにあがってました。 エイベックスはASKの最初の質問状に 「ネコは他のネコに対して一気飲みを強要しているのではなく、 他のネコが一気飲みをしている状況を制止しようとしている映像になっております」と、 一気飲みを助長するものではないと主張しているのにも関わらず、おもっくそ一気飲みという題名の商品が出ています。 対象年齢6歳から飲酒アイテム。 あ、無断転載禁止らしいですねブフー この一連の記事で利用している画像他著作物は検証目的での引用であり、 avexやわた氏らの著作権を侵害する目的ではございません。 報道、批評、研究目的の引用については 著作権法第32条において保護されております。 また文中「法に触れるのではないか」といった表現がありますが、 決して法廷での扱いを保障するものではありません。 クリエイターとしての愚痴に関しては9月17日の「最速の中のクリエイター定義。」を参照。 おまけ ひろゆき氏が、AVEX社員殺人予告に関する情報のうち 開示されたものをつけておきますNe。 Domain Information: [ドメイン情報] a. [ドメイン名] UCOM.NE.JP b. [ねっとわーくさーびすめい] ゆーこむねっと c. [ネットワークサービス名] ユーコムネット d. [Network Service Name] UCOM-NET k. [組織種別] ネットワークサービス l. [Organization Type] Network Service m. [登録担当者] AT047JP n. [技術連絡担当者] AT047JP p. [ネームサーバ] ns01.usen.ad.jp p. [ネームサーバ] ns02.usen.ad.jp [状態] Connected (2006/06/30) [登録年月日] 2005/06/24 [接続年月日] 2005/06/24 [最終更新] 2005/06/24 16:32:04 (JST) *USENはavexの筆頭株主です。 どうでもいいんですが、なぜAVEXに不利な報道が 次から次へと削除されていくのでしょうか? 特にひろゆき氏が公開質問状に追記するような形で発表された 「2件目の殺人予告はエイベックスグループの回線から」 「エイベックスはなぜ被害届けを出さないのですか」 の二つに触れた記事が集中的に消去されているようですが・・・ 10月上旬までの情報を加え修正したものです。 10月中旬以降の情報は基本的に考慮していませんが、最速の中のBlogではこの検証を前提にのまネコ問題を解いています。 のまネコ問題
by goukasoshina
| 2005-10-09 11:50
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