2008年 12月 09日
コミックREXの本って結構好きなんです。 後半作者がでしゃばりすぎてgdgdになったパッパラ隊を拾ってくるところとか わりかしダメダメだった超能力部を引っ張ってくるところとか、 結構私らの世代のおたくががんばってる感じがして。 面白いなあと思ったら一迅社って結構あるんですよね。バツ&テリーとか。 とはいえ、単行本を中古本屋で読むだけなので、かんなぎとか東方とか見てないんですが。 そのREXの看板漫画、10月からはアニメも始まった今が旬の「かんなぎ」が、 ファンからの過激な抗議活動を受け(たかどうかは判りませんが)作者体調不良による無期限休載に入りました。 なんでガチオタってこうまで気持ち悪いんでしょうね。 同じ気持ち悪さで言えば「女性が選んだ:なぜ男性に人気があるのかわからない女性芸能人」ランキングの選考理由の「小栗くんを返してほしい・・・」ばりに気持ち悪い。 神様に対して非処女信仰というだけでも全くばかげてるのに、 既刊をぐしゃぐしゃに破り散らして送りつけるとかまあもうその暴走っぷりときたら針路変更したロックバンドのファンもかくやといったところ。 仮にヒロインが非処女=許せないという考え方を真とするにしても、 一昔前なら大抵ヒロインが重く考えすぎ、何事もなかったのを元彼がいじって主人公怒らせて遊んでただけ、といったパターンがほとんどでしたし、 うちの人もそういうときは決定的な証拠が出るまで「いいや俺は信じないね!これは作者の陰謀(ミスリード)だね!」とかたくなに否定しながら翌号を待つタイプでした。 むしろ、当時の漫画はだいたい何かしらそのような話はありましたよね。やっぱりお約束のひとつじゃないのかな? しかももともとヒロイン(の神様)が子供を作っていたこと自体は原作ですでに出ていたんだとか。 神様が自分の子達を愛でて見守る、なんて、ふっつーの話だと思うんですけどねえ。 衝撃的というか、まあ騒がれてもやむなしと思ったのは「ぼくのマリー」でしょうか。竹内氏の十年以上前の作品です。 あれはもともと処女信仰を持つ機械オタの主人公が、瓜二つのロボットを作ってしまうというダブルヒロインもので、巻が進むに釣れ信仰と現実の対比対立を描き乗り越えるという展開になっていきました。 ところがこのヒロイン、わりかし最初の段階で処女という確定情報が(どのような形だったかは覚えてませんが)作品内で出ていて、 その後元彼とのベッドシーンが出てきたのでこれはどういうことだと騒ぎになった覚えがあります。 ネットが分いくらの時代、中学生だった私の耳にも聞こえてくるくらいでしたから、相当だったのでしょう・・・騒ぎがその後どうなったかは知りませんが、結局、この作品は人間と認定されたロボ子とヒロインが主人公を取り合うという大団円を迎えました。 この作品は主人公を投身自殺に追い込むまでやりきったあたりが好印象で、処女信仰の無意味さを説いた良い作品だったと思ってます。ただの小エロオタ作品ではなかったなあと。 そういえばARIAも登場人物の一人が寿退社して騒ぎになったらしいですね。 どういうこと?と聞いてみると伏線はあったけどはっきりと描写はされていなかったんだとか。 ヒロインではないんだとか。 それで何が騒ぎになるの・・・ REXは今年の頭にも、作者が謎の死を遂げて連載開始直後に終了した作品もありました。 作者は一方通行な誹謗中傷を受けており、Blogにも「心身ともに不安定に」と何度も書かれていたとのことです。 昨今、世間様では漫画のキャラと結婚させろ活動とかあって、 いくらなんでもネタと便乗だろと思ってたんですが こりゃどうも本気でやってる人もいそうだなと思えてきました。 なんというかもう、いくらなんでもそこまで気持ち悪い人はうちの知り合いにはいないと思いたいですが・・・ ここを見てるおたくさんたち的には、今回の騒動はどう捕らえてるんでしょう。 あ、でもなんだっけ、このBlogでも一度取り上げてますが、仕事の休憩中かなんかに読んだコミカライズ作品(ということは後で知りましたが)で最終決戦の決着までヒロインだった子が「○年後」的なエピローグで突然性格ががらっと180度変わったり、全然関係ない女性と主人公が結婚してたりで あれはかなり意味がわかりませんでした。確かにちょっと裏切られた感はありましたね。 いくらなんでもをここまで多用したのは初めてじゃないかな。いくらなんでも使いすぎましたねいくらなんでも。 うにのほうが好きです。
by goukasoshina
| 2008-12-09 18:31
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