2007年 09月 20日

ペンタブが見つからない

狂ったように探し回って

見つからないことに途方にくれて、

涙すら流れてたこと気がついて、はじめて知る。


何かを追い求めていた自分の残滓を、

前に歩く自分の残影を、A4サイズのボードに見て

追い求めていたんだということ。

決して努力家ではなかったし、

決してうまくなんかなかったし、

決して根性があったわけでもないけど

決して投げることはなかったし、

決して屈することもなかったし、

決して邁進する人を笑い泣くことなんかなかった。





そういえば、高校の卒業アルバムには、三人しか寄せ書いてくれなかった。

二人で有名になろう。
そのままのあんたでいてくれ。
書けといわれたからたくさん書いたぞ。うれしいだろう。別に君のためじゃない。

でもひとつとして、薄っぺらいものはなかった。

私には何かしらの力があると言ってくれていた。本気に見えた。

私が常に本気だったから、彼女らも本気で付き合ってくれた。

そう見えた。


今私は、人の目を見て話が出来なくなった。



なんてちっぽけな人間になってしまったんだろう。




人の背を見送って、座ったまま、また夜が明ける。
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by goukasoshina | 2007-09-20 05:28 | 最速の日常


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