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2012年 03月 29日

【MUGEN】敵座標参照弾_上【制作技術】

QKさんと飛び道具についてアレコレしたときに作ったものをおすそ分けします。


お題:敵座標参照弾について。

シューティングゲームなどでよく見ますが、
ホーミングではなく、弾が発生した時点での自機座標に向かってまっすぐ飛んでくる弾、よくありますよね。
いわゆる自機狙い弾です。


今回はこの自座標x、yから、敵座標x、yに向かって弾速sで飛ぶ弾を作るうえで必要なものは何かを明確にしていきます。


#表題になってますが、MUGENは基本的に格ゲーなので、ここでは便宜上「敵座標参照弾」とします。
#性質上、数学の話になりますが、MUGEN上で作る際に必要な情報に絞っていますので頑張ってくださいねほしみ。


まずこちら、QKさんから頂戴した画像です。
d0050070_16101259.jpg

左上の鋭角を持つ点が自座標(発射点)、角cが敵(目標座標)との角度差、
右下が取得した敵座標に対し1フレーム経過時の弾の到達点。
そして辺AとBはそれぞれ、1f経過時の弾のX、Y方向への移動量を表しています。
斜辺は弾を飛ばしたい直接の方向です。


さて、MUGEN上(に限りませんが)では単純な速度と角度を指定できないため、
弾の移動速度にX、およびYの2種の移動量を指定することで目的の方向に飛ばさなければいけません。

では、例えば敵座標が1,1であるとき、速度1で1フレーム飛んだ弾の実際のX座標、Y座標はいくつでしょうか。

X=1、Y=1?

図にしてみましょう。
d0050070_16233824.jpg

発射位置から速度1の距離に円を描くと、このようになります。以下じゃなくて未満だけどね。
先ほどの例だと、1fの間、X=1,Y=1で弾を飛ばした際の座標は
実際の位置を大きく飛び越えてしまっています。
真横や真上に飛ぶよりずっと早く飛んでることになってしまいますね。


これが斜めに移動する物体を作る時に最も重要なポイントです。


まとめ
敵座標指定弾では、弾の移動速度X,Yは自座標から敵座標への角度によって変動します。


つづきます。
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by goukasoshina | 2012-03-29 15:16 | 最速のmugen


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