2005年 06月 26日

某所にて

 コマンド等のインターフェイス周りは古今のRPG群と比べて可もなく不可もなく。
戦車装備を切り替えたときにグラフィックにすぐ反映されるので、モンスターハンターシリーズのような無駄なストレスがなく、シームレスに遊べる。
恐らく一般のゲーマーなら不満を感じることはないだろう。
戦闘システムの高度やシェルター等の新システムの発想自体はよく出来ている。世界設定とも統一感がある。
読み込みは戦闘とフィールドを重点的に高速化し、HDDで町・フィールド移動等を重点的に高速化。建物の出入りロードは平均化した方が時間を感じなかったかもしれない。
グラフィックは賛否あるが、戦車というオブジェクトを最大限に活かせる3Dを選んだのは恐らく最大の進化と言えるだろう。コミカルな戦闘アクションもよく出来ている。
それだけに、人体のモデリング精度や場面によって飛んでしまうテクスチャ等の細やかな部分が気になるが、テクスチャの仕事は目を見張る出来。3Dキャラとキャラ絵の外見バランスも取れているので、一見の価値がある。
音楽はその開発時間に比べセンス・質ともにかなり良いが、全体的にMM2のような重厚な感じとは違う方向性であるため、重度の旧作ファンには難を与える可能性あり。おそらく最もバランスの難しい重低音をいじる時間も取れなかっただろう事を考えるとそれもやむなしと思うが、「MSとしての音楽観」を考えるとゲームそのものとの一体感があり良。
モンスター配置・デザインそのものやイベント・演出、「特技」の内容周り等は首をひねる。
「ツナギの天使」等は、そもそも剣も魔法もない世界なのにあきらかに魔法にしか見えない。一番危惧していた部分ではあったが、避けるべきだっただろう。
やはり社の技術力・ノウハウ不足を随所に感じるところ。戦車アイテムのクーラーやクラクション等、解析データから個人的に類推する分には、おそらく全体の4,50パーセントほどしか完成させられなかったようにも見える(音楽の製作期間等も含め)。
演出のそっけなさは最低限の決まりごとさえ守れてないので、同じ作る立場として異議を申し立てたい出来。
結局、時間あたりに作れる密度がノウハウ・技術力・人材等と直結しているため、大手と未経験の差がはっきりしてしまった作品に仕上がったのだろう。
アイデアに技術力が及ばなかった今作を踏まえて、次回作は大成してくれることに期待。

まであのちっちゃいBOXでがんばって書いたのですが、150字制限でほとんど削らざるを得なくなりましたププー


寝るかな=■○
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by goukasoshina | 2005-06-26 01:40 | 最速のゲーム事情


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